ロルカナ3弾環境デッキ紹介【ルビー&アメジストバウンスコントロール】

カード・デッキ解説
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この記事でわかること
  • ロルカナ第三弾で強力なデッキ「ルビー&アメジストバウンスコントロール」の構築
  • 「ルビー&アメジストバウンスコントロール」デッキの扱い方

2025年5月17日にロルカナ第三弾「インクランド探訪」が発売されます。

海外で先行して遊ばれているロルカナですが、第三弾のカードを使った強力なデッキも海外で先に開発されているんです。

今回は、ロルカナの第三弾で組めるデッキの中でも強力な「ルビー&アメジストバウンスコントロール」デッキについて、構築例や扱い方、キーカードの紹介をしていきます!

※掲載のデッキ内容はあくまでサンプルレシピです。採用カードや枚数の選択には、デッキ製作者様のプレイスタイルや戦略的意図が反映されています。デッキ内容に対する批判はご遠慮くださいますようお願いいたします。

「ルビー&アメジストバウンスコントロール」とは?

まずは、「ルビー&アメジストバウンスコントロール」の概要から紹介していきます

「ルビー&アメジストバウンスコントロール」の概要

「ルビー&アメジストバウンスコントロール」はルビーとアメジストの優秀なカードをバウンス効果を持ったマダム・ミムで使いまわして、終始盤面を支配しながら勝利を狙うコントロールタイプのデッキです。

「バウンス」とは?

バウンス(Bounce)とは、場に出ているカードを手札に戻すことを指します。相手のカードを戻せば勢いを削ぐことができ、自分のカードを戻せば能力を再利用したり受けたダメージを帳消しにすることが可能です。

「コントロール」とは?

コントロールとは、相手の妨害を中心に立ち回りゲームを長引かせて、消耗した相手を強力な切り札で倒す戦略を指すカードゲーム用語です。

コストに対して強力なステータスを持ったマダム・ミムで盤面の支配を行うと同時に、場に出た時に自分のキャラクター1体を手札に戻す能力で場に出た時や場から離れた時に能力を発揮するキャラクターを手札に戻して再利用していきます。

ルビー&アメジストバウンスコントロールのデッキ構築

【海外118人規模大会:8勝0敗2分:1位】

海外の大会で優勝を果たした第三弾のルビー&アメジストバウンスコントロールデッキです。

優秀な能力を持つマーリンマダム・ミムで手札に戻して再利用しながら盤面・手札枚数・ロアを充実させていく基本戦略は第二弾から健在!

序盤は第三弾から登場のチェルナボーグの子分ラフィキで相手のキャラクターをけん制したり、相手の動き出しが遅ければ積極的にクエストを行います。

マーリン(ウサギ)ファシリエのたくらみで手札を整えつつ、マウイや第三弾から登場のマダム・メデューサといった強力な除去能力を持ったキャラクターに繋げましょう。

不利な盤面は準備をしておけでリセットして、マーリン(ヤギ)での逃げ切りを狙います。

第二弾での動きをおさらいしたい場合はこちらから!!

第三弾での変更点

第二弾でも強力だったルビー&アメジストデッキですが、第三弾のカードが加わることによってどのような変化を遂げるのでしょうか?

主な変更点は下記のとおりです。

それぞれの変更点について、詳細を見ていきましょう!

序盤のキャラクターの選択肢が増えた

第二弾まではミニーマウスオラフが1コストキャラクターとして定番でしたが、第三弾からは新たな選択肢となる二体のキャラクターが新登場します。

チェルナボーグの子分

チェルナボーグの子分は意志力が1と低い代わりに、クエストを行ったときに自らを捧げるとカードを引ける能力を持っています。

1ターン目にプレイしてコツコツとクエストを行っていき、手札に追加のカードが欲しくなったタイミングで退場させてカードを引く動きをするのが良いでしょう。

クエストを行った時に能力を使うかは自由なので、第二弾では定番の動きだった「1ターン目にキャラクターをプレイ→2ターン目にクエストをしてからマダム・ミム(ヘビ)で手札に戻す」ことも問題なく行えます。

攻撃力が2と少し高めなので、状況によってはチャレンジを仕掛ける事も。

全体的にバランスが良く様々な役割がこなせる万能キャラクターですが、能力の使いどころの見極めが重要なので、少し玄人向けの選択肢と言えるかもしれません。

ラフィキ

序盤のけん制ならラフィキにお任せを!果敢+3によって序盤に登場するほとんどのキャラクターを討ち取れることが魅力です。

第二弾のピノキオと組み合わせて、シンデレラアリエルなどの序盤から脅威となるキャラクターに対処していけるのもアメジストならではの強力な組み合わせになっています。

果敢能力はロケーションカードへのチャレンジでも有効なので、マダム・ミム(キツネ)と組み合わせて7ダメージ、マウイと組み合わせて9ダメージを出す事でロケーションカードへ対処しやすいのも嬉しいポイントです。

1コストキャラクターはどれがいい?

チェルナボーグの子分やラフィキの加入によって選択肢が非常に多くなったルビー&アメジストコントロールデッキの1コストキャラクターですが、どのキャラクターを採用するのがいいのでしょうか?

各キャラクターごとに異なる魅力があるので、一覧として見ていきましょう。

1コストキャラクターはどのキャラクターにも強みとする部分があるのでデッキの方向性に合わせて採用するキャラクターを選択するといいでしょう。

例えば、デッキ全体の安定感を高めつつ終盤戦に持ち込みたいのであればカードを引けるチェルナボーグの子分、積極的にロアを獲得して逃げ切る戦略をメインとするのであればパスカルなど、デッキカスタマイズの腕の見せ所です。

また、自身の周りでシンデレラ風よ吹けの組み合わせを使用してくるアンバー&スティールデッキが流行している場合は2ダメージに耐えられるオラフを選択するなど、プレイ環境に合わせた調整も有効です。

もちろん、キャラクター愛で選ぶのもOK!豊富な1コストキャラクターをぜひ試してみてくださいね。

回避を持つキャラクターへの対処がしやすくなった

第二弾のルビー&アメジストコントロールデッキは、回避能力を持つミニーマウスを使用してロアを稼ぐ戦略が主流でした。

放置するとあっという間にロアを稼がれてしまうミニーマウスを対処できるかどうかは、同型デッキの対決では勝敗を分ける重要な要素です。

これまでルビー&アメジストコントロールデッキで回避持ちキャラクターへの対策として使用されてきたピーターパンの影などに加え、新たなアイテムカードが加わります!

マウイの釣り針

「モアナと伝説の海」からマウイの振るう釣り針がアイテムカードとして登場します!劇中でのマウイのように、様々な動物に姿を変える能力を持っている一枚です。

キャラクターに対して2コストという手軽なコストで回避を与える事ができるので、相手の回避キャラクターによるクエストを抑制する事が期待できます。

マウイが場に出ていればコスト無しで使用できる(エグザートは必要!)のも嬉しいポイント!

攻撃力を上げる効果も持っており、マウイに使えば攻撃力9、マダム・ミム(キツネ)などの攻撃力4のキャラクターに使えば攻撃力7と、厄介なロケーションカードを即座に対処する事も可能になります。

3コストのアイテムカードと場に出すコストは少し高めですが、隙を見て場に出せれば、その後の相手への対処が非常に楽になるので、ぜひデッキに入れて試してみてください。

ロケーションによるロア獲得が可能になった

第三弾から新登場のカードタイプであるロケーションカードもルビー&アメジストコントロールデッキでは活躍します。

低コストのキャラクターやミニーマウスでロアを稼いで、マーリン(ヤギ)の能力で勝利する従来の黄金パターンは踏襲しつつ、対処方法が限られるロケーションカードの加入によって、多角的な攻めが可能になっています。

女王の城

「白雪姫」のヴィラン、女王の住まう居城がロケーションカードとして登場します!

場にあるだけで毎ターンロアを獲得できるロケーションカードは、相手から上手く対処されなければあっという間にマーリン(ヤギ)で勝利できる圏内までロアを稼いでくれます。

意志力7がとにかく強力で、攻撃力が低いキャラクターが多いデッキに対してはかなりの場持ちの良さを誇ります。

相手が無理してキャラクターを多数展開してくるようであれば、準備をしておけで一掃してしまいましょう!

相手の使用する剣をふるえ!準備をしておけなどの全体除去カードに対しても有効で、キャラクターが全滅してしまってもロケーションカードが残ればロアを稼ぐことが可能で、キャラクター展開+ロケーションカードの盤面を作れると強力です。

余裕があれば1コストを支払ってキャラクターを入城させる事で、毎ターン引けるカードの枚数を増やす事もできます。

除去カードの選択肢が増えた

相手キャラクターの除去を得意とするルビーカラーには、新たな除去能力を持つキャラクターが追加されます!

豊富な1コストキャラクターと同様に、除去能力を持つカードも選択肢が豊富になってきたのでデッキ構築の腕の見せ所でしょう。

マダム・メデューサ

「ビアンカの大冒険」のヴィランであるマダム・メデューサは、攻撃力の低いキャラクターを退治するのが得意な性悪ヴィラン!

マダム・メデューサの強みは除去したいキャラクターを狙い撃ちに出来る事と、攻撃力4意志力4の高めのステータスを持つことです。

第三弾から新登場するロビンフッドや同型デッキのミニーマウスなどの強力なキャラクターをピンポイントで対処する事ができます。

自身の攻撃力が4なので、相手のマダム・メデューサで退場させられない事も嬉しいポイントです。

元々選択肢が豊富なルビーの除去カード群ですが、どれを何枚採用するかは迷いどころです。

除去カードはどれがいい?

マダム・メデューサの加入によって選択肢が非常に多くなったルビー&アメジストコントロールデッキの除去カードですが、どのカードを採用するのがいいのでしょうか?

各カードごとに異なる魅力があるので、一覧として見ていきましょう。

除去カードにはどのカードにも強みとする部分があるので周辺のプレイ環境やデッキ分布に合わせて採用するカードを選択するといいでしょう。

上記のカードはすべてインクに入れられないカードになっているので、全てを4枚ずつ採用するのは難しいため、5~6枚の枠の中で各カード枚数を選んでいくことが一般的です。

枚数を散らして様々な状況に対応できるようにするか、狙いを絞って一種類のカードを多めに採用するかは悩ましい所!

色々な組み合わせを試してデッキを構築してみてくださいね!

デッキカスタマイズ例

ルビー&アメジストバウンスコントロールデッキについて、海外大会で活躍した他のサンプルレシピも紹介していきます。

ミニーマウス採用型

【海外26人規模大会:7勝0敗2分:1位】

第二弾から主力だったミニーマウスと、ピノキオトレメイン夫人を多めに採用し、より短期での決着を目指した型のカスタマイズ例です。

ピノキオによってシンデレラピグレットアースラといった素早く対処しておきたいキャラクターにも対処が可能になっています。

第三弾での追加カード枚数が控えめなので、第二弾から使用感が大きく変わらない事も扱いやすく嬉しいポイントです。

ルビー&アメジストバウンスコントロールの扱い方

主要カードの性能を紹介したところで、実際にどのようにデッキを動かしていくかを、ゲームの流れに合わせて説明していきます。

STEP0.対戦準備で残すべきカード

対戦準備では、引いた7枚のカードの中から、好きな枚数をデッキに戻して引き直しができます。

ルビー&アメジストバウンスコントロールでは、ラフィキ/マダム・ミム(ヘビ)のようなコストの軽いキャラクターカードを中心に手札に残すのがおススメです。

1~3ターン目にプレイするカードをイメージしながら手札交換を行うのがいいでしょう。

マダム・ミム(ヘビ)は序盤にプレイされるほとんどのキャラクターに対して有利なチャレンジを仕掛けられます。1ターン目に1コストキャラクター2ターン目にマダム・ミム(ヘビ)とプレイできれば、盤石です。

カードを引いて手札を増やす事が重要な戦略のデッキなので、マーリン(ウサギ)も手札に残しておけると嬉しいところですが、インクに入れられないカードなので1枚だけ残せればいいでしょう。

STEP1.キャラクターを手札と場で回転させつつ戦う

ゲーム序盤は軽量キャラクターを展開して、相手の厄介なキャラクターはチャレンジで対処しつつロアを稼いでいきます。

ピノキオの登場時能力をマダム・ミムで何度も使用する連携は放置してしまうと危険なキャラクターへの対象方法として強力なので狙ってみましょう。

マーリン(カニ)はラフィキなどの1コストキャラクターやピノキオの攻撃力を強化して、相手の中型キャラクターを討ち取る事で後攻からでもチャンスを作る事ができます。

各種ロケーションカードに対しては、マダム・ミム(キツネ)とマーリン(カニ)の能力を組み合わせて、攻撃力7でのチャレンジをする事で対処していきます。

STEP2.中盤のキャラクターに対処する

中型のキャラクターには、マウイやマダム・メデューサで対処していきましょう。

マウイは第二弾まででも強力で頼もしいキャラクターでしたが、第三弾からはロケーションカードへのチャレンジで大活躍するほか、ロビンフッドヒーラム・フラバーシャムといった意志力が高いキャラクターへも即座に対処できるので、活躍の機会が増すでしょう。

マダム・メデューサやトレメイン夫人でキャラクターを展開しながら除去を行う動きも依然強力です。

盤面の有利が取れている時はクエストを行ってロアを稼ぎ、相手が優位の場合はこれらの除去カードを中心に相手の盤面への対処を行っていきます。

有利な状況では女王の城(The Queen’s Castle)をプレイして、更なるプレッシャーをかけていくのもいいでしょう。

STEP3.盤面を返しつつ効率よく20ロアを目指す

こちらが獲得ロアや盤面でリード出来ている状況であれば、クエストを積極的に行って15~16ロアを目指します。それ以降はマーリン(ヤギ)をマダム・ミムで場と手札を往復させる事で、盤面の状況に関係なくロアを稼ぎ切る事が可能です。

盤面が押されている場合は、準備をしておけで一度リセットを行ったり、マーリン(カニ)の能力を活かして相手のキャラクターを効率よく対処しつつスキを伺います。

第三弾からは他のカラーのデッキも攻めが苛烈になったり、ロア獲得能力が増しているのでマーリン(ヤギ)の能力を使用した逃げ切りを意識する事が、より重要になってきます。

第三弾の全カードリストはこちらから!!

あとがき

今回は、ロルカナ第三弾環境で強力なデッキのルビー&アメジストバウンスコントロールを紹介していきました。

第一弾~第二弾での主力カードもまだまだ活躍ができるので、第三弾のカードを加えてデッキを強化してみてくださいね!

ここまで読んで頂きありがとうございました!Have a nice Lorcana!!いってらっしゃい!!

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ニシオカ

ディズニー・カードゲーム大好き会社員
学生時代にディズニーランドにてキャストアルバイトもしていました。
カードゲームは有名どころはプレイ経験あり。

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