ロルカナ七弾が10倍楽しくなる！！【わんわん物語】原作＆デッキ紹介

イルミニアの皆さん、こんにちは！管理人のニシオカです。

突然ですが、あなたは「犬派」と「猫派」どちらですか？私は長年猫派でしたが、歳を重ねるにつれて犬派になっていきました。

街中で散歩をしているわんちゃんを見かけるとつい目を奪われてしまいます！

そんな犬派の私が大好きなディズニー映画が《わんわん物語》です！

12月末に発売のロルカナ第七弾「アーケイジアと魔法の島」で《わんわん物語》の仲間たちがついにロルカナに参戦するという事で、みなさんにもその魅力をお伝えしたく筆を執りました。

《わんわん物語》の原作としての魅力はもちろん、真剣勝負に取り組んでいるイルミニアの皆さんに向けて、《わんわん物語》のカードの実戦級の扱い方も紹介していきます。

最後までぜひご覧ください！

本記事は《わんわん物語》未視聴の方へ配慮し、極力物語の核心については伏せておりますが、若干のネタバレを含みますのでご注意ください。

わんわん物語とは？

わんわん物語の概要

日本公開時期	1956年8月10日
原題	Lady and the Tramp

わんわん物語は童話がモチーフのディズニー作品とは異なり、完全オリジナルストーリーである事が公開当時は話題を呼んだそうです。

Disney＋にて視聴可能で上映時間は1時間16分と、サクッと視聴が可能です！

わんわん物語の見どころ！

映画史に残る「あの名シーン」

わんわん物語と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは「二匹のわんちゃんが一本のスパゲッティを分け合うシーン」ではないでしょうか？

裏路地で、「ベラ・ノッテ」の調べに乗せて、レディ（画像右）とトランプ（画像左）がうっかりキスをしてしまう……見る人を思わずキュンとさせるこの場面は、ディズニー映画の中でも屈指のロマンチックな瞬間として、世界中で愛され続けています。

正反対の二人が織りなす「王道ラブストーリー」

わんわん物語の軸となるのは、「身分違いの恋」です。

• レディ： 血統書付きで、温かい屋敷で愛情たっぷりに育てられたお嬢様犬。
• トランプ： 街の路地裏でたくましく、自由に生き抜く野良犬。

生まれも育ちも、見ている世界も全く違う二匹。そんな二人が偶然出会い、互いの世界に触れることで惹かれ合っていきます。

この「正反対の男女が恋に落ちる」という展開は、ディズニー作品なら『アラジン』、映画史に残る名作なら『タイタニック』や『ローマの休日』にも通じる、まさにラブストーリーの王道です。

王道だからこそ、現代でも色褪せずに楽しめる作品となっています！

温室育ちのレディが、なぜ野良犬の世界へ？

大切に育てられていたはずのレディが、なぜ首輪を持たないトランプと出会い、冒険することになったのでしょうか？

実は物語のきっかけは、飼い主夫婦に「赤ちゃん」が生まれたこと。

それまでレディが一身に受け止めていた愛情が赤ちゃんにも注がれるようになり、戸惑うレディ。

他にも色々な出来事が重なり、住み慣れた家を離れる事に…

そんな中、右も左もわからない危険な街角で彼女を救ったのがトランプでした。

全く違う世界を生きてきた二匹の恋の行方は、ぜひ本編で確かめてみてください！

ロルカナでのわんわん物語

ロルカナ第七弾「アーケイジアと魔法の島」ではわんわん物語のキャラクターたちが沢山登場！

各カードの特徴を解説していきます。

レディ＆トランプ

ロルカナでのレディはトランプが場にいると強化される能力を持った、速攻デッキ向きの一枚です。

トランプがいる時のステータスはリロやマレフィセントといったキャラクターに勝り、上手く後続のキャラクターを展開出来れば素早くロアを稼いでくれます。

そして、レディと相性抜群なのがトランプ！レディがいると1コストで場に出せる能力と、プレイ時に攻撃力を加算する能力を持ちます。

攻撃力加算がとても強力で、序盤からキャラクターを展開するデッキとの対戦では、うかつにクエストした相手キャラクターに有利なチャレンジを仕掛けるチャンスを作れるでしょう。

意志力が高いデイジーダックとの相性が良く、レディとトランプを一気に展開してデイジーダックの攻撃力を上げたうえでのチャレンジも強力です。

デュアルインクのカード

第七弾から新登場のデュアルインクのカードとしても、レディ＆トランプが収録されます。

アンバー＆エメラルドのカードなので、デッキに組み込んだ時点で使用できるインクカラーはこの二色のみとなる分、強力なステータスや能力を持っていることが強みです。

デュアルインクのレディは、フラッドボーンの変身能力と手札補充の2つの能力を持っているキャラクターです。

手札補充の能力は変身を介さない通常プレイの場合でも働くので、扱いやすくなっています。

5コストのキャラクターに2枚の手札補充が付いていると考えれば、コストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。

インクレスなのがたまにきずですが、1〜2枚ほどデッキに忍ばせておくと、有効なタイミングで活躍が見込めそうです。

デュアルインクのトランプはコスト軽減能力と、手札入れ替えの2つの能力どちらも魅力的です。

序盤に1コスト〜3コストのキャラクターを積極的に展開しておけば、4ターン目でのプレイが可能となります。

2枚目以降のトランプは更にコストを軽減した状態でプレイできるので、場のキャラクターが残っていれば連鎖的に展開が可能です。

また、トランプ自身が7コストなので、大丈夫、家族がいるやアンダー・ザ・シーなどのコストが高い歌カードに繋げることも狙えます。

手札入れ替えの能力は、手札枚数こそ増えないものの、かなりの枚数デッキを引き進められるので次の一手に繋がるカードを引き込む事ができます。

捨て札にカードを大量に送り込めるので、捨て札の枚数分コストが軽減されるチェルナボーグや、捨て札からプレイが出来るリロとのコンボが可能です。

このコンボを中心としたデッキは海外で人気を博していました。

レディとトランプの友人たち

わんわん物語に登場するわんちゃんはレディとトランプだけではありません！

レディを優しく見守るブラッドハウンドの老犬のトラスティや、トランプの野良犬仲間で、メスのペキニーズのペグも収録されます。

どちらもアンバー＆エメラルドのカラーで先ほど紹介したレディ＆トランプと一緒のデッキに入れる事が可能です！

レディ＆トランプが活躍するデッキ

レディ＆トランプが大活躍し、海外で人気を博していたデッキについて紹介していきます。

アンバー＆エメラルド「チェルナドッグ」のデッキレシピ

海外の大型大会で好成績を収めたデッキレシピを紹介します。

アンバー＆エメラルド「チェルナドッグ」デッキは、捨て札を増やす能力を持つトランプと捨て札が溜まっていると低コストでプレイできるチェルナボーグのコンボを強みとした速攻型のデッキです。

場のキャラクターの数を増やして、トランプを早期にプレイできるように、1コストのキャラクターが多めに採用されています。

デッキの核となるコンボ

アンバー＆エメラルド「チェルナドッグ」の核となるコンボは、トランプによる捨て札増加とチェルナボーグの低コストプレイです。

トランプは1,2,3ターン目と毎ターン1枚ずつ順番にキャラクターをプレイしていった場合3コストの軽減によって4ターン目にプレイが可能です。

場に出た時の能力で手札を3枚引き3枚捨てる事で、二枚目のトランプやチェルナボーグを手札に引き込みつつ捨て札の枚数を増やします。

その後、もう一枚引いてきたトランプをプレイしたり、溜まった捨て札のカードをデッキに戻しつつチェルナボーグを早期にプレイするコンボとなっています。

1コストのキャラクターを複数枚展開したり、後述のイズマをプレイしておく事で捨て札を稼ぐ効率を上げる事も可能です。

このコンボによって、準備をしておけやシスーといった全体除去やスティールのダメージ系除去カードでは対処が追い付かないタイミングで強力な盤面を構築して、一気にロアを稼ぐ事を狙っていきます。

デッキを構成するキャラクターたち

1コストのキャラクターにはデイジーダックや呪われた人魚といった、速攻デッキではお馴染みのキャラクターたちに加え、場残りの良さが魅力のナラやリトルジョンも採用されています。

デイジーダックとナラは高い意志力によってラプンツェルとの相性が抜群！

このデッキは手札補充手段が少ないので、ラプンツェルによる回復＆ドローが狙えるタイミングがあれば積極的に狙いたいところです。

2コスト帯には場残りの良さと、相手への妨害を両立できるアースラや、対戦終盤に最後の一押しとして活躍しやすいゴー・ゴー・トマゴなどが採用されています。

盤面になるべく多くのキャラクターを残して、デュアルインクのトランプへ繋げたいこのデッキにおいては、風よ吹けなどで退場させられづらい意志力3以上のキャラクターは重要です。

粒ぞろいの2コストキャラクターですが、中でも第七弾で登場するイズマは大注目のキャラクターです。

その能力によって、デュアルインクのトランプやチェルナボーグといったキーカードを探しながら、捨て札を増やす事ができます。

リロを捨てる事で、次のターン以降に捨て札からリロをプレイして、手札を節約しながらキャラクターを展開するコンボも強力です。

3コスト帯には速攻戦略を後押しするドナルドダックや序盤の盤面の取り合いに有効なキット・クラウドキッカーが採用されています。

キット・クラウドキッカーはこのデッキでは貴重な相手の場に干渉する能力を持つキャラクターです。

フィリップ王子は攻撃力3と魔除を持っており、各種除去アクションカードやシスーといったカードをかわしながら、着実に2ロアを稼いでくれるので、最後の一押しで活躍します。

魔除によって場残りがいいので、デュアルインクのトランプに繋がりやすいのも嬉しいポイントです。

4コスト帯にはアンバーデッキでは定番のラプンツェルが採用されています。

意志力の高いキャラクターが多いこのデッキでは、相手のキャラクターにチャレンジしてから回復をしつつカードを引く動きが狙いやすいので相性のいい一枚です。

手札補充手段に乏しいデッキですが、ラプンツェルによる手札補充が行えると手数が大幅に増え一気に有利となります。

5コスト帯には、クリキーやデュアルインクのレディが採用されています。

場に次々とキャラクターを展開するこのデッキにおいて、クリキーの能力による全体攻撃力強化は好相性です。

攻撃力の低いキャラクターが多いので、その弱点を補いつつ相手の盤面を崩しに行ったり、ロケーションカードへの対策が行えます。

デュアルインクのレディは手札補充の能力を持っており、トランプやアースラといった使い回しが強力なキャラクターを回収可能です。

盤面が膠着して、自身のキャラクターが退場しづらい状況でも、イズマで捨て札にキャラクターを送っておけば能力が無駄になりません。

場に出た後は攻撃力4意志力4ロア値2という安定したステータスでクエストもチャレンジもこなしてくれます。

あとがき

「わんわん物語」は可愛いわんちゃんたちが織り成す王道のラブストーリー映画です。

ロルカナで「わんわん物語」を知った方は、ぜひこの機会に原作も視聴してみてくださいね！

そして、ロルカナでも「わんわん物語」のキャラクターたちを活躍させてあげてください！

ここまで読んで頂きありがとうございました！

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